のらねこ おもうこと
失敗したらどうなるか
@ 教室のなかでは春、小学1年生の教室を覗くと、手を真っ直ぐ伸ばし、
元気な声で 『はい!はい!』 と言っている多数の子どもたちを
見ます。6年生の授業風景ではどうでしょうか。
権威主義、画一主義、知識中心主義に貫かれた管理教育の下
教室のなかでは、間違った答えや、正しくないとされる考えを述べると、「恥」 をかかされたものです。
失敗したらどうしよう…
権威がもたらす恐怖は、この発想を生みます。
失敗を恐れるのは、それを 「傷」 としてインプットさせられてきたからでしょう。失敗すること自体より、失敗している姿を人に見られたく
ないと思う空気が漂う中で。
昨今は、「考える力」 をつけさせる指導に力をいれているようですが、個々の自由な思考の流れを徹底して
認める環境でない限り、失敗は依然 前へ進む力を食い潰し、心は蝕まれていくでしょう。
恐怖の存在しない安心で自由の環境の下、一つの人格をもった一人の人間としての人権を守り
お互いを尊重しあって民主的に生きることを学ぶデモクラティックスクール(サドベリースクール)では、
失敗は学習効果です。失敗したらどうなるか? 失敗から学び、何事を得ることができます。
そこでは だれもが学ぶ楽しさを抑圧されることはありません。 故に、挑戦は終わりを知りません。
@ 書いては消し、消しては書き人に言われたからやるのではなく、人に言われたことをやるのでも
なく、自分の真実を突き詰める。
書いては消し、消しては書き、頭に浮かんだこと ひらめいたことから学びは はじまり、アイデアもやり方もすべて自分で考える。
そこにミスはあって当然です。
失敗したから進化していけるのです。それが自由への責任です。
失敗や間違いを犯す自由が含まれていないのであれば、
自由は持つに値しません。
そもそも何をもって失敗というのでしょうか?
「私のやった仕事でほんとうに成功したのは、全体のわずか1% に
すぎない。99% は失敗の連続であった。(本田宗一郎)」
失敗しないことが失敗だとおもいます。
デモクラティックスクール情報